板野郡の孤独死現場。フローリングの上で人が亡くなった現場の消臭方法とは?
- 物が散乱している施工前の状況です。
- 汚染箇所付近の洗浄に取り組みます。
- 床をおこし、汚染が床下にも広がっていないか確認します。
- 残留物を撤去し、ハウスクリーニング後の状況です。
- ガス台は油汚れで黒ずんでおり臭いも発生しておりました。
- ガス台、施工後はご覧の通りです。
- 形見になる品を取り分け、不要物を自治体の決まりに従い分別します。
- 和室も洋室同様、不要な家財の撤去を行いました。
- 作業: 特殊清掃作業
- 人数: 3人
- 日数: 7日
- 参考費用: 994,410円(税込)
別居中の夫が孤独死…フローリングに体液が…。
定年退職した旦那と別居。数ヶ月経ったころ、連絡が取れなかったので、なんとなく心配になり様子を見に行くことに。
すると夫は、室内フローリングの上で最期を迎えていました。いわゆる孤独死でした。
旦那が孤独死してしまったことはさすがにショックでしたが、身寄りも私しかいないため、遺品整理や原状回復をしなければいけません。
今後のこの物件をどうするかは、まだ決めていなかったのですが、放置するわけにもいかず…。
インターネットで調べて、口コミの評価が高かったリスクベネフィットさんに遺品整理と原状回復をお願いしました。
知事の認可も得ているため安心!
スタッフの方曰く、最近は他社で孤独死清掃と消臭を行うも臭気が取れないと手直し依頼が来ることが増えたそう。
その原因で最も多いのが床下の体液除去が出来ていないことが原因みたいです。
そもそも他の孤独死清掃の会社では県知事の工事解体業者登録認可を得ていないため、床を切ったりすることは原則できないそうです。
リスクベネフィットさんでは、工事解体業者認可を得た上で作業にあたっているからこそ、完全消臭を実現できるということで、安心してお任せできました。
フローリングの上で人が亡くなった現場の消臭方法とは?
①まずは臭いの原因を排除
スタッフさん曰く、「消臭作業を行う前に臭いの原因を全て排除します」とのことでした。
臭いの元が少しでも残っていると、一時的に臭いが消えてもまた臭気が漂ってしまうそうです。
まずは、リスクベネフィットさん独自開発の消毒剤「RB酸水」を散布しオゾンガスにより、初期消毒をして作業環境を整えていただきました。
次に、フローリング部屋の床の汚染箇所の除菌・洗浄作業です。
玄関先やフローリングで倒れてしまった場合は体液が広がりやすい上に、床に浸み込んでしまうため、消臭には優れた技術が必要なようです。
そう言って、フローリングの上の体液を体液除去剤【タロウ】を用いて除去してくださいました。
綺麗に拭き取っていただいたのですが、スタッフの方は床上の体液量から床下まで浸透していると判断。
床板を剥いだところ、案の定、体液が床下まで浸透していたそうです。
ここを見逃してしまうといつまでも臭気が取れずに消臭は完了しないようです。
素人の私からすれば、見える部分の体液が除去されると、綺麗になったような気がしてしまうのですが、流石はプロ。
積み重ねてきた経験と熟練の技術で体液の流れを予測するというのです。
②遺品整理と家財撤去
次に、遺品の整理と不要な家財を撤去していただきます。
残留品には臭いが染み込んでしまっていて基本は撤去になるそうですが、権利書や形見などを丁寧に捜索していただきました。
また、家にはいくつかの人形があり、お焚き上げもしてくださいました。
③消臭作業
そして消臭作業に取りかかってもらいました。
リスクベネフィットさん独自開発の消臭剤ダンボを散布し、脱臭機によりオゾンを発生させて臭気を落ち着かせることが可能だとご説明いただきました。
オゾンは送風機などを用いて風量を大きくすることで、よりよい効果が得られるそうなので、効力を最大限に引き出せるように、機材の設置の仕方等を考慮しつつ、作業をしてくださいました。
オゾン発生させては、換気をするという工程を繰り返し行っていただくと、臭いが気にならなくなってきたことを実感!
最後に、ガス台やシンクの汚れをなどのハウスクリーニングや掃き掃除をしていただき、見違えるように綺麗になりました。
この度は力になってくださり、本当にありがとうございました。