倉敷市に住む祖母が死亡。原状回復までにかかる費用とは?
- 廊下のフローリング上での孤独死清掃です。
- 合掌し、故人のご冥福をお祈りして作業開始です。
- まずは、洗浄作業から取り掛かります。
- ブラックライトを使用して、洗浄残しをチェックします。
- オゾン脱臭機を使用した初期消臭です。
- 家財は小さく解体することで、処分代を軽減します。
- 臭いを吸った壁紙の剝ぎ取り作業になります。
- 写真右下が染み込んだ体液です。
- コーティング・消臭を終えて納品待ちです。
- 作業: 特殊清掃、遺品整理、現状回復
- 人数: 4人
- 日数: 5日
- 参考費用: 514,528円(税込)
優しかった祖母がまさかの孤独死・・・。
岡山県倉敷市で一人暮らしをしていた祖母が、突然亡くなったと知らせを受けました。
はじめは、事の重大さをしっかりと考えていませんでしたが、家の中に漂っている異臭やこびり付いている汚物を目の当たりにして驚きを隠せませんでした。
早速、リフォームにかかる情報をインターネットで調べていたところ、賃貸物件のフルリフォーム相場は500万円もかかるといった記事が目に入りました。
しかし、ここまでの金額を支払う余裕は全くありません。
なるべく安い値段でリフォームしてくれる会社を探してみたら、リスクベネフィットさんの公式サイトを発見しました。
過去にもさまざまな孤独死に関わる清掃を行っていたらしく、藁にもすがる思いで電話連絡。
見積を依頼したところ、50万円程度に落ち着くといった破格の値段だったため、本当に間違っていないか心配していました。
ただし、数々の実績を残していたことと、担当の方が話している内容からリスクベネフィットさんを信用してみようと決心したのです。
1.原状回復にかかる費用
リスクベネフィットさんに確認したところ、私が他の企業のサイトで見た500万円は一般的な価格であるそうです。
なぜ、50万円と金額が10分の1まで抑えられるのかを尋ねてみました。
リスクベネフィットさんは業界で唯一の技術特許を出願しているらしく、多くの方にサービスを利用してもえるため、値段も大きく抑えられるそうです。
原状回復工事がいかに難しいかを知ることができました。
祖母の家の工事では、4人の職員の方が5日間にわたって作業してもらいましたが、最終的な金額は税込514,528円でした。
2.原状回復工事の内容
原状回復工事は大きく分けて以下の3通りに分けて行われました。
①特殊清掃
②遺品整理
③解体・消臭
実際に行っていただいた作業についてご紹介します。
①特殊清掃
はじめは祖母の血液・体液を洗浄です。
原状回復作業が行える状態を目的に、消毒と簡易消臭も対応していただきました。
そのまま、遺品整理作業に移っていただきます。
②遺品整理作業
祖母が所持していた家財について、必要物と不要物を一緒に整理してもらいました。
家財にも血液や体液が付着する可能性もあるらしく、臭いが残らないように消臭作業も施していただきます。
遺品整理が終わったら、いよいよ解体作業がスタートしました。
③解体・消臭作業
祖母の部屋の床を剥がし、床板裏の汚染洗浄とコーティングが行われます。
床下の汚れが原因で臭いも残るそうで、業者の方は一切油断をしていませんでした。
剥がされた床はそのまま梱包されて処分に回し、床下の汚れをリスクベネフィットさんが提供している消臭剤RB剤で対処します。
最後にオゾン発生器を使ったオゾントリートメント法によって、異臭はだいぶ軽減されました。
3.業者選びは費用が大きなポイント
原状回復工事は、想像している以上にお金がかかる作業です。
何も考えずに依頼する会社を決めてしまうと、上述した通り500万円以上の料金の支払いが必要となるケースもあります。
もし、私のように清掃費用を10分の1程度に抑えたい場合は、リスクベネフィットさんに依頼してみることがおすすめです。
低価格である故に不安を感じるかもしれませんが、とても丁寧で質の良い対応をしてくださいます。
リスクベネフィットさん、ありがとうございました。