松山市の孤独死の清掃作業。死臭はどうやって除去するのか?
- 施工前の様子。かなりの範囲に体液が広がっています。
- 別角度からの施工前の様子。
- 作業を行う前に薬剤の散布をして消毒を行います。
- 散布を行う理由としましては、作業員に細菌感染などのリスクを無くすためなのです。
- 細かい所の体液が染み込んだ箇所は薬剤を染み込ませたウエスなどで拭き取りを行います。
- 細かいゴミは掃き掃除を行い取り除いていきます。
- 薬剤を散布することでオゾンの効果を高めることができます。
- オゾン発生器を用いて消臭を行います。
- これで、安全に入室できるようになりました。
- 作業: 孤独死清掃
- 人数: 人
- 日数: 日
- 参考費用: 円(税込)
久しぶりに親戚から電話がありました。
すると、なんと一人暮らしをしていた叔父が孤独死をしてしまったとのこと。
住んでいた部屋をキレイにしたいが、発生した死臭がものすごく、どうすればいいかわからないので電話してきたそうです。
そこで孤独死に強い業者はないか探し、目に留まったのがリスクベネフィットさん。
孤独死をはじめ、特殊清掃の実績が豊富で安心して任せられそうなので、リスクベネフィットさんにお願いすることに。
そして見事に部屋をキレイに清掃していただけました!
このときのリスクベネフィットさんの作業がすばらしかったので、孤独死の死臭除去作業について紹介し鯛と思います。
同種の事象が発生したときの参考にしてください。
リスクベネフィットの孤独死の死臭除去作業
リスクベネフィットさんの死臭除去作業の手順ですが、おおむね以下のとおりです。
細菌への感染などの危険性があるため、一部始終を見学したわけではありませんが、リスクベネフィットさんのお話や遠巻きに見た状況を説明します。
1.消毒剤・消臭剤の散布
まずは、作業員が防護服などで完全防備。
孤独死した部屋には体液や血液が残っているので、細菌などに感染しないようにするためです。
そして、消毒剤や消臭剤を散布してから作業に入っていました。
もし自分でやろうと思ったら、ここまでの徹底はできなかったと思います。
2.家具・ゴミなどの撤去
孤独死の死臭の原因はとなる物質は、家具やゴミに染みついている可能性が高いそうです。
また家具の下などにも原因物質が染み込んでいることも多いとのこと。
ですから作業は、まず家具の搬出やゴミの撤去から始まります。
なおこのときに、家財整理をお願いすることもできるそうです。
3.体液・血液の除去作業
床や壁などには、孤独死した方の体液や血液が残っているそうです。
リスクベネフィットさんでは、おもに「酵素」「加速化過酸化水素」の2つの薬品で体液・血液の除去を行います。
どちらも無害のものなので安心ですね。
4.汚染箇所の撤去・解体作業
リスクベネフィットさんによると体液や血液などの汚染は、どうしても除去できない箇所が発生するとのことです。
そのため孤独死現場の完全消臭を行うには、内装の一部を解体する必要があるそうです。
床板をはがしたり、クロスをはがしたり、壁の一部を撤去したりすることが多いんだとか。
何か大がかりな印象ですが、完全消臭をするためには必ず行わなければならない作業なんです。
解体が不十分だと、臭いが残ってしまいます。
5.完全消臭作業
消臭作業をするということは、あとで人が住めるようにするということ。
だからリスクベネフィットさんでは「完全消臭」にこだわっているそうです。
強力なオゾン発生装置で「オゾン燻蒸」を行うことで、完全消臭を徹底。
オゾン燻蒸は地球上で2番目に強い物質であるオゾンの力で、臭気成分を酸化分解していく方法だそうです。
なんと、換気だと2年もかかる臭いを1~2日ほどで分解!
さらにリスクベネフィットさんは、専用のコーティング剤でコーティングも実施します。
コーティングによる強力な膜で、臭いを封じ込めるんです。
6.内装仕上げ(要望による)
要望があれば、リスクベネフィットさんは都道府県知事登録済みのリフォーム業者を紹介してくれます。
これはとても心強いサービスだと思いました。
不安だった孤独死の死臭除去作業ですが、みごとに見た目も死臭も除去されて安心です。
リスクベネフィットさんにお願いして本当によかったと思います。